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電子業界におけるスクリーン印刷技術/用語(アートワーク)

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用語アートワーク

アートワーク関連の用語について記載します。
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CADデータ関連CADデータ関連

印刷パターンデータのフォーマットは、多く流通しているのはDXFおよびGERBERです。


DXFは、Autodesk社の商標で、AutoCADのほか多くの汎用パソコンCADで読み書きされます。
パターンの輪郭線の情報のみで構成されています。


DWGなどもほぼ同様ですが、ほとんどのフォトプロッターでは直接出力はできませんので、実際上は一度GERBERに変換するなどして出力されます。


DXF、DWGはテキストデータを持つことができますが、これもほとんどのフォトプロッターでは直接出力できませんので、何らかの変換操作を必要とします。


GERBERは、アパーチャー情報なども含めた塗りつぶしデータで構成されています。
もともとフォトプロッターなどを開発していたGerber Scientific社ほかのグループで開発されてきた経緯があるようです。
したがって、フォトプロッターとの適合性は極めて高いのが特徴です。


その後EIA(Electronic Industry Association)等の規格に採用されてRS274Dなどと呼ばれることもあります。
RS274Xは、拡張されたGERBERです。

アートワーク関連アートワーク関連

アートワークとは、製版をおこすための原版を指します。
フォトマスク、リスフィルム、ポジ(ネガ)フィルム、マスターフィルム、あるいは単にフィルムなどとも呼称されます。
リスフィルムの"リス"は、Lithographyからきているようです。


ガラス乾板とは、ベースがフィルムではなくソーダガラス・石英ガラスなどの場合に呼称されます。
ガラスマスター、露光乾板あるいは単に乾板などとも呼称されます。
ベースがガラスですので温度による伸縮がフィルムよりも小さく、精度の必要な露光時に利用されます。


位置合わせマークとは、印刷時に位置を合わせるための印刷マークを指します。
CADなどでの設計時に予めデータとして入力しておきます。
アライメントマーク、コーナーマーク、トンボなどと呼称されます。


テストクーポンとは、アライメントマークとは別に、基板端部などに設けられたテストパターンを指します。
基板製造後にこのテストパターンを利用して信頼性試験などを行うためなどに使用します。
捨てパターンあるいは単に捨てなどと呼称されることもあります。

フォトプロッター フォトプロッター関連

フォトプロットの図

アパーチャー(サイズ)とは、露光ビームのスポット径を指します。
フォトプロッター内光源から発せられた紫外光は、反射板、レンズなどで擬似平行光に矯正され、アパーチャーからビーム状に 出力されます。
このときのビーム径をアパーチャー(サイズ)などと呼称します。


膜上出力、膜下出力とは、アートワークの感光面が上であるか、下であるかを指します。
ビーム光は露光乾板(またはフィルム)上の必要な箇所だけを露光していき、所定のパターン図を描画していきます。
このとき露光面が上であれば膜上出力、露光面が下であれば膜下出力となります。
スクリーン印刷は製版を利用した孔版ですので、通常はポジパターン・膜上出力となります。


多数個取りとは、アートワーク出力時に、同一パターンを配列複写して一度に多くの取り数を露光することを指します。
このようにすれば、一度に多くのパターンを印刷できます。
多面付け、多数個取りなどと呼称されます。
このように多面付けすることは、殖版、ステップアンドリピート(step and repeat)などと呼称されます。


多面付けはフォトプロッターの出力機能を利用して行いますが、単にCADのオペレーションとして行う場合には、配列複写、Array Copyなどと 呼称されます。


スケーリングファクター ( Scaling Factor ) とは、アートワーク出力時に、全体の寸法をわずかに伸縮させて出力する時の率を指します。
製造プロセス上の理由により、多くの場合1mで設計しても1mで印刷できるわけではありません。わずかに伸びたり縮んだりを生じます。
この伸縮量を予め求めておき、アートワーク出力時に伸縮量の分だけ逆に出力します。
この係数は、スケールファクター、スケーリング、ファクターリング、補正率などとも呼称されます。

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