電子業界におけるスクリーン印刷ロゴ スクリーン印刷製版、紗張りに関する業界用語、技術用語、テクニカルタームの意味についての記事。 バイアス張り、コンビネーション張り、および製版テンションの測定を模式図を用いて概説。

電子業界におけるスクリーン印刷技術/用語(製版、紗張り)

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用語製版、紗張り

製版、紗張り関連の用語について記載します。

バイアス張りバイアス張り

【製版を拡大して示す平面図】

バイアス張り

紗を製版枠に張る際に、張る向きによってノーマル張り、バイアス張りと呼ばれます。


ノーマル張りは、紗のワイヤの向きと、製版枠とが平行な場合に呼称されます。
この場合多くは、紗のワイヤの向きと、例えば矩形配列型のような印刷パターンの辺とが平行になりやすくなります。
矩形印刷パターンの配列間隔ピッチと、紗のピッチとがたまたま整数倍で同期してしまったりすると、 印刷線幅のムラを生じやすくなります。


一方バイアス張りは、製版枠に対して紗のワイヤは一定の角度;バイアス角分だけ斜めの向きで張られます。
したがって、矩形印刷パターンの配列間隔ピッチと、紗のピッチとが同期することは少なく、印刷線幅のムラは生じにくくなります。
しかし、この場合は、印刷図形の歪みがバイアス角分だけ斜めに生じるため、パターン設計時の補正が難しくなります。


ピッチの同期からくる線幅ムラも、印刷図形の歪みも極めて微小ですので、相当高精細な印刷時以外はあまり考慮する必要はありません。

コンビネーション コンビネーション張り

【製版全体の平面図】

コンビネーション張り

紗を製版に張る場合通常は直張り(じかばり)しますが、中央の内紗と外側の外紗を異なる紗で張ったものはコンビネーション張り などと呼称されます。


例えば、内紗にメッシュ数の大きい紗を、外紗に安くてメッシュ数の小さい紗を張って利用します。
これは、高精細印刷などでメッシュ数の大きい紗を使いたくても、
・面積単価が高い
・そもそも直張りできるほど大きな寸法の原反が製造されていない
などの理由によります。
(一般論として、メッシュ数が大きいほど高価です)


紗の原単価は下がりますが、製造工程上2倍の手間になりますので、実際にはやはり高価である場合が多いです。
大型のフラットパネルディスプレイ製造初期には、この大型製版、紗の原反入手が困難を極めました。

製版のテンション 製版のテンション

【製版全体の側面図】

テンション測定の図

製版のテンションは、上図のように計測されます。
テンションゲージには、いくつかの種類があるため、どのようなゲージを使用したかをゲージの品番などで把握する必要があります。

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